hiraitakahiro

有機野菜と食中毒

転職や脱サラしたらよく言われますよね。
「今は何しているの?」
有機農家やっているよーと答えたときに言われたのが、
「土にこだわってて、土を食べたりするんでしょ?」

食べませんから!

しかし世の中は広いもので、東京に土を出すフレンチレストランがありまして(本当に土ですよ!)、友人がその土を実際に食べてきたという…

お味はもちろん つ ち だったみたいです(笑)
※だからと言ってとこいらの土を絶対に食べてはいけませんよ!

という話は置いておいて、前回の流れのまま今回は有機野菜と食中毒について書いていきます。

「有機野菜 食中毒」で調べてみた


有機野菜が危険だという理由は主に硝酸態窒素(こちらもどうぞ)と有機物として投入される肥料の危険性。

調べるとこんな事例が出てきました。

白菜浅漬による腸管出血性大腸菌O157食中毒事例について-札幌市 
国立感染症研究所より
一言でいうと白菜の浅漬けからO157(オーイチゴナナ)が検出されたということです。
O157は牛の腸内にいる大腸菌、菌を持っている牛が排出する糞(ふん)にも含まれるので、
「牛糞で作られた堆肥の発酵が不十分で菌が残り、野菜が汚染されていた可能性がある」
とも言われているみたいですが、この白菜を卸している他ではO157による食中毒が発生していないのでこの可能性は低い…

原因はよくわかってないみたいです。

それには理由があってO157は潜伏期間が長い(4~8日間)ので原因特定が難しいみたいですね。

他にもっと「有機野菜 食中毒」で何かないかと探してみると、野菜ではありますが有機野菜では出てこない。
静岡市保健所・O157食中毒の発生について
出店で食べたキュウリで感染したみたいです。

こちらも有機野菜ではないですね。

ちなみにO157は熱には弱く、75℃1分間の加熱で死んでしまいます。

そして少し前に流行りましたこれ、
「ジャーサラダ」
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透明なビンに色鮮やかな野菜を詰めたもの。
ヘルシーなランチを志向するニューヨークのオフィスワーカーが持参ブームになり、その後日本でもカフェメニューやデパ地下など、世の女子がSNSに写真を多く上げていた気がします(今は見ませんが)。

具材の多くは生野菜で、そのままビンに詰め込む。

うたい文句は、
5日間冷蔵保存可、作りおきに最適!
サラダがお弁当に変身! 働く女子の味方!
瓶から出す演出で、パーティーの主役!

ピクルスなどのようにお酢もない状態ですから、夏場なんて一発アウトです。
けれど大丈夫だと思う気持ちもわからなくもなく、実際にコンビニで売っている野菜サラダは大丈夫ですからね。

そんな野菜を見ていれば、生野菜は危険なんて意識を持つはずありません。

(グダグダになってしまいましたが)まとめ


O157は牛糞堆肥が感染源となりやすい。
有機栽培は生物層を豊かにする栽培方法なので良くも悪くもいろんな菌が繁殖しやすい環境。
そんな環境だからしっかりと発酵されていれば問題ないのですが、発酵が未熟だと有害な菌が畑で繁殖しやすい。

しっかりと洗い、加熱処理すれば問題ないとも言えますが、不安な方は生食を避けたほうが良いでしょう。
これから暖かくなってきますので食中毒のリスクが高まります。

そんなときこそ健康的に温野菜といこうではありませんか♪