hiraitakahiro

農業と高齢者ドライバー

最近やたらとバッシングの対象とされる高齢ドライバーですが、農家にとっては他人ごとではありません。
農家の平均年齢は66歳を超えてますからね。
隣の市民農園でも元気いっぱいのおじいちゃんおばあちゃんが批判の的にさらされているわけですが、そりゃもう超高齢化社会ですよ。

高齢者の絶対数が増えているので高齢者ドライバーの事故も増えるのは当然ではありますが、高齢者ドライバーの事故をこのまま放置するわけにもいきませんよね。
実際に高齢者ドライバーの危険運転を目の当たりにする田舎ではもう、狂気の世界が繰り広げられております。

これは怖いよ


信号が青になっても進まない…乗っているのはおじいちゃんおばあちゃん、軽くクラクションを鳴らして進んでもらいます。
ここからが凄い!!
左から出てくるトラックに左側をぶつけながら(驚愕!)も気にせず直進。
さすがにこれはダメだろうと思い追いかけるも、今度は4車線ある国道を逆走!!??
もう追いかけることすらできませんでしたので、このまま野に放たれてしまいました。
信号待ちをしている対向車線の人は目を疑ったでしょうね。

友人は医療関係の仕事をしているのですが、広い歩道を車が突っ込んできたのはさすがにびっくりしたみたいです。
つい最近あった病院での死亡事故と同じようになった可能性も大いにある危険運転ですが、そんなときには必ずと言っていいほどアクセルとブレーキの踏み間違いですよね。
でもアクセルとブレーキの踏み間違いって高齢者だけの問題だと思われるかもしれませんが、意外に若者も踏み間違いするみたいですよ。
前職で車止めを超えてぶつけてしまった子は20代前半でしたし。

頼むから踏み間違えをする人はマニュアル車に乗ることを義務付けてほしい。
踏み間違いをする可能性のある人を検査でみつけていただき、その方にはマニュアルしか免許を取れませんとする。
オートマ限定じゃなくてマニュアル限定ね。
これでかなり急発進からの事故は防げると思いますよ!

生活にかかせない車
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こんな状況を見ているとさすがに恐怖としか言いようがないのですが、田舎は車がないと生活ができないと言われておりますので、高齢者の方が自分から車を手放すことはまずないでしょう。
以前は高齢者の方の割合が少なかったのもありますし、家族というとおじいちゃんおばあちゃんから夫婦に子どもと家族の単位が大きかったのもあります。
その家族の方が足として十分フォローすることができましたよね。

しかし今は独居老人が多く、家族の助けがなければ自分自身が動かなくてはいけませんから車を手放すなんて余計にできないはず。

そして一番の問題は平均寿命の延び!
ここまで平均寿命が延びるなんて思ってなかったでしょうね。
2015年では平均寿命が男性80歳、女性87歳となっているので、免許にも上限を設けないと何ともならない時代になったということでしょう
ただし高齢者の票が欲しいのはどの政党でも変わりませんので、法律を変えるのは現実的ではありません。

その中で田舎に絞って考えれば、自動運転のテストも兼ねて実施することは都会に比べたら全然問題ないと思うんです。
かなり前にテレビでやっていたのですが、田舎に住む高齢者向けにスマホを配り、アプリを使ってバスを近くに呼んだりできるという具合だったと思います。
そのバスが自動運転になる頃にはもう人が住んでいない可能性が高いかもしれまんせんが。

祖父が住んでいる田舎ではもう若者なんて見ないですから、悲しいですがそう遠くないうちにゴーストタウンになると思います。

農家の大半は高齢者


これまでは普通に生活する上での話でしたが、農業になるとこれまた話は別。
農家さんにはビックリするような高齢者の方が多く働いており、生活が懸かっているなら車に乗らない=辞めるという選択なんてできません。
自営ですから定年もないので法律で何とかしようとするなら、免許の上限を設けるでもしないと難しい。

ですので仕事で使う場合には免許更新のチャンスを与えていただき、検査基準を厳しくすることでフォローしてほしいなと思います。
そうすればかなりの数を絞ることができるので、検査をする方の人員もそこまで増やすこともなく対応できるのではないでしょうか。
2010年度の自営業者は全体で12.3%、その中で高齢者は31.7%ということでざっくり全国での高齢者の自営業者は467万人ぐらいかな。
でも怖いのが認知症なんかは数か月で一気に進行するケースもあるらしく、検査を毎年と義務付けるだけでも足りない気がする。
そう考えると・・・現実的ではないかもしれませんね。
ということでとりあえずマニュアル車限定免許の方が現実的じゃないかな(*_*)

自動運転の技術もすごいスピードで進んでますし。

市民農園で農業を楽しむ方にとっては日々野菜を見たいのか頻繁に来られる方がとても多く、車がないと難しいと思います。
そんな方には申し訳ないですが、是非自宅のお庭かプランターで楽しんでいただければと。

優先すべきはこれからを支える子どもたちですから、この順序は守っていかなくてはいけません。
自分たちの楽しみのために無理をして何かがあってからでは取り返しがつきませんよ。