hiraitakahiro

宅配と有機野菜

有機農家が野菜を個人様や飲食店様に直接お届けというスタイルはかなり多いんですね。
しかし、昨今の個人宅配増加を受けて大手ヤマトさんは値上げの検討を始めたみたい。

いつもヤマトさんにはお世話になっておりますし、ヤマトさんがいなかったら宅配を始めることは難しかったでしょう。

それぐらい私のような形態をとる農家にとってなくてはならないパートナー。


ヤマトさんよりお借りしましたが、取扱個数が恐ろしいほどの右肩上がり…
そして追い打ちをかけるように残業代未払いや人員不足ですから、このままではちょっと難しいですよね。

値上がりの背景には過剰なサービス(過剰サービスと有機野菜)が大きく影響していると思います。
細かい時間指定、再配達は利用者にとっては便利かもしれませんが、配達業者にとっては大変厳しいものでしょう。

サラリーマンにとっては20時~21時の受け取りがメインでしょうし、そもそも平日に荷物を受け取るのは難しいんじゃないかな。
配達の方はエリアで分けられていると思うので、ある程度配達の方と仲良ければごにょごにょ・・・
世の中なんでも白黒じゃなくて、ほとんどがグレーですからね。

クレーマー=弱い犬ほどよく吠える→吠えるからエサを上げる→吠えるとエサをくれると覚える→また吠えるのループ。
※商売にしている輩もいますので、ケースによっては消費者センターに相談してみましょう♪
その層がお金をたくさん落としてくれるかというとそうでもなく、その負担は間接的に一般優良顧客が被ることになります。

当農園にクレームは今まで一度もありません。
くるのはすべてアドバイス!!
おかげでより良い野菜、ホームページが作れておりますので、これからもお気づきの点がありましたら遠慮なくお申し付けくださいね♪

農家への影響


有機農家への影響は大きいですが、特に都市部から離れている農家にとってはかなり痛い。
畑がある場所を想像してみてください、一言で言うと田舎ですよね。

野菜を作ること、野菜を売ることは全く必要とする環境が違います。

田舎では農地が余っておりますが、都心部に畑はなくビルやマンションへ姿を変えています。
田舎で野菜を売るのは難しい。
なぜならおじいちゃん、おばあちゃんがくれるから(笑)
趣味で作っているから作ったらタダで近所に配ります。
この点については(直売所の野菜はなぜ安いのか)をどうぞ。

都市部であればあるほど販売には有利。

そんな両者をマッチングしてくれているのが宅配業者さん。

宅配ばかりは自分たちで何とかできるかというと、ほぼ不可能。
小規模農家にとってまさに生命線、ではどうするか。

販売形態を変える

多治見のマスコットであるうながっぱ&中央で喋っているのは早朝マラソンで市民への声掛けを怠らない市長の古川さん(田舎ではこれ大事)。


自動運転がとても早く実用化したとしても(いつになることやら)投資額は半端じゃないですし、集荷や配達などには人の手が必要になりますよね。
そうするとこれから値下がりすることは考えられません。

ではどうすればよいか、宅配に頼らない販路を拡大するのが早いかも知れませんね。

私の場合でしたら販売を地元優先にします。
宅配に頼っている農家はたくさんいますので、その農家も同じく配送料値上がりの影響を受け野菜セットなども値上がりするはず。
そうすると消費者も配送料をかけない方法で野菜を求めますので、地元の農家へ戻ってくると思います。

実際に私のお客様で大手と取引をしていた方からの転入も多く、理由は送料が高いからと言われる方も少なくありません。
地元へのPRをより強くすることが大事。

では地元で売るにはどうすればよいのか、それは安心で美味しい野菜を求めているインフルエンサーとなるお客様一人と繋がるだけ。
簡単そうに思うかもしれませんが、簡単じゃないんですよ♪

これも同業者が多ければ多いほど大変になりますので、野菜を売る努力を日頃からしていない人はこの時点でアウト。

地元で売れない環境であればより尖ったものを高単価で売っていくしかありません。
ただ尖れば尖るほど販売層は絞られていくので…

答えはいつでも一緒、安心で美味しい野菜を作るために全力を注ぎ、お客様へアプローチを続けること。

近道はありません、コツコツ頑張るべ~(*^^)v