hiraitakahiro

粘土質の畑にはサブソイラ?

水捌けに関する記事ばかり(耕すということ)でもう飽き飽きだと思いますが(笑)、先月プラソイラを借りることが出来ましたので畑で試しました。

そもそもプラソイラ?サブソイラ?と一般の人は知らないと思いますので、簡単に説明をします。

サブソイラとは~
ナイフのような刃を土の中に突き刺しながら進んでいきます。
水捌けについて調べると必ず出てくる硬盤層という層に亀裂を入れ、水捌けを改善させる。
野菜にとっては空気に触れることが大事。
粘土質だと土中に空気が入りにくいので、強制的に空気を土中に入れることにより根が育ちます。

プラソイラとは~
スプーンのようなイメージで、大きく土を動かしていく。
水捌けはもちろんですがサブソイラよりも表層で動いていくので、水捌けというよりも下の土を上に持ってくるような使い方がメイン。

今回借りたのはこれ!!
強引な説明だったかもしれませんが、スプーンぽいでしょ?

初めてユニックというクレーンがついた車両を運転しましたが、頭上に鉄の塊がありますから意外に気を使うんですよ。
それ以上にびっくりしたのが右左折時、何だこれ!!??というぐらい曲がらない。

これ知らないとカーブで曲がり切れない人も出てくるんじゃないかというぐらい曲がりませんから、ユニックに初めて乗られる方はこれだけ覚えておいてください。

ユニックは小回りきかないよ。

畑で実際に使ってみよう!


土中でゴリゴリスプーンを通す感じ。

そんなものを地中で引っ張っていくわけですから、途中ででかい石にあたるとトラクターがグイッと持ち上がるんですが、これがめちゃくちゃ怖い!!

これは是非体験してほしいです(笑)

そんな恐怖を何度も味わっていますといきなり、
「ボキャッ!!」
と強烈な音とともに後ろの爪を固定しているボルトが落ちていました。

このボルトはある一定の負荷がかかると折れるように設計されているので、折れること自体は問題ありません。
とはいえ、何度も味わいたくないですけど。

実際に爪がどの層を通っているかと見てみると、硬盤層の表面を滑っているような…
それでは意味がないので2回ぐらい繰り返し爪を通してみましたが、この段階で効果は未知数。

その後雨が降った後に確認しましたが、実際に凄い!!というほどの劇的改善はみられませんでした。
ただ以前よりは確実に水捌けはよくなったとは感じます。

貸主に聞くと毎年一回作付け前に使うそうですが、毎年少しずつ柔らかくなっていると言われましたので、こちらもすぐに改善というわけにはいかないみたいですね。

もう一手を打ってみよう♪


見た通り、ドリルです。
本来であれば雑草や緑肥を使い、根をパイプ代わりに水捌け改善を目指しますが、そんな悠長なことを言っていられない。
なんて(私のようにせっかちな)方も中にはいるはず。
そんな方にはこのドリルを使って無理やり水捌け改善を試みた感想をお届けいたします。

まずつまずいたのが、作土層の下には大きい石がゴロゴロあり、この太さでも結構引っかかりとても力が必要。
突然引っかかり、ドリル自体がグイッと回転してしまうので油断すると腰を痛めます。
その開けた穴に籾殻を入れ様子を見ましたが、10個ぐらい穴を開けても焼け石に水。
1反やるだけでも体が壊れそう・・・

点で開けていくのは一定の効果があると思いますが、面積が小さい家庭菜園レベルに向いてますね。

もう一か所の畑は粘土質というよりも粘土しかないんじゃないかという状態の土。
ドリルもスイーッと入っていきますし、抜くのも抵抗がない。
掘っても掘っても黒っぽい粘土が続くだけ。

当然この土も乾燥すると石にようにカチカチ。
穴を開けたとしても下に抜けていく様子もなく、湧き出ているんじゃないかなという疑いが強くなりました。

水捌け改善に近道はなし!!


ということで粘土質に近道はなく、
・王道は畝間に草を生やして地下へ排水させる。

・傾斜をつけて表面に水たまりができないようにする。
・畝を固定する。

なんて面白くない結果に今のところなりました(-_-;)

この中でも畝を固定する。
耕すという当たり前のことを当たり前に思わなければよかったんでしょうが、この答えに辿り着くまでもかなり時間がかかりました。

やっぱり自分でやらないと納得しない人間ですし、実際にやらないと経験できないことがたくさんありますのでこれも良い勉強です♪


粘土質の土は乾燥すると石のように固くなり、耕耘するだけでも一苦労な状態になります。
写真ではわからないと思いますが、ずしっと重い土。

これからも土を手に取り、農の楽しさを見失わないように学び続けたいと思います。