hiraitakahiro

2015年を振り返る

2015年、研修を終えて平井農園を立ち上げてから振り返ればこのテーマに振り回されっぱなしだったなという印象です。

農地がなければ何も出来ないのですが、その農地を北小木町という、多治見とは思えないぐらい自然豊かな地域に確保することができました。
しかしここからが本当の壁、壁と言うか行き止まりに近いかもしれませんが、ぶち当たったのが水捌けの悪さ

ずっと私のブログを読んでいただいている方なら「平井=水捌けの悪さ」のような関係が成り立っているように感じるかと思います。
しかし、冒頭でお伝えしたように農地が無ければ野菜を育てることができません。
行政の方や周りの方に他の地域を探すことを暗に言われたり、直接言われたりしましたが、最初に借りた農地には変な思いが出てきてしまうんですね、困ったことに。
そんな私に平地で獣害も(今のところ)ない農地を年初にご紹介いただき、その翌日には農地の契約を結んでおりました。
その土地もきっと他の農家さんが見たら喜ぶような状態ではないんでしょうが、私にとっては翼を授けれたような感動。
今までこんなもんかと思っていた野菜たちがどんどん大きく育っていくわけですから。
これほどまでに水捌けの大切さを感じた新規就農者はいないでしょう。
それが分かっている人間だからこそ、感じるものがあるはず(なきゃ困ります)!

その答えとして2016年度は、もう一つ平地に畑を借りることができる予定
まだ契約を交わしていないので大きな声では言えませんが、今借りている畑に近いので農機の移動が可能という、私にとっては最高の場所です。
「もっと近く、隣とかは借りられないの?」という声も聞こえてきそうですが、そこは戦後の農地解放の影響が色濃く残っており、本当にこんな細切れな農地でまともな農業をしろというのが無茶な話で、本当に酷い状況。
隣は農地を農地として扱わなければ農地法に違反してしまうので、JAが借りて市民農園として貸し出しておりますが、それほどまでに農業をやりたいという人(農家)がいない現実。
その近辺の田んぼが住宅へ変わっていく様子を見ていると、10年も経ったら私のような土地なし農家は追い出されるかもしれませんね。

2015年は農家として一日でも早く自立したいと強く思った年でした。
野菜を売って生計を立てるのはベテラン農家も私も同じですから、絶対に負けたくないという強い思いがなければすぐに消えてしまいます。
2016年度は2017年度へ向けた準備の年としてしっかりと考え込んだ作付け計画、畑の使い方をしていかないと翌年に大きなマイナスを出してしまう可能性が大きいので、そこを意識しながらより良い野菜を作り生き残る!!

そして今のお客様により満足してもらえる野菜を作り、新しいお客様にも満足してもらう!!
今年一年、平井農園を支えて下さったお客様には感謝ばかりです。
今までの人生、ここまで本気で感謝したことは今まで無かったと思います。
世の中に感謝という文字が溢れていて、心の中では「そんな簡単に感謝、感謝と口先だけじゃないの!?」というひねくれた思いがありました。
しかし今なら分かります。
みんなそれぐらい本気で生きているんだなと、自分の甘さが身に染みました。

2015年も本当にありがとうございました!
来年も平井農園をよろしくお願いいたします!!