hiraitakahiro

たった1度の失敗が…

どこで読んだのか忘れてしまいましたが、こんな話がありました。

農家の集まりがとある日に催されました。
キャベツ農家(だったかな?)のAさんは約束通りに参加しましたが、同じくキャベツ農家のBさんは参加しませんでした。
たまたまその日は待ちに待った晴れの日。

主催者がAさんに、畑は大丈夫なのか聞きましたが大丈夫との返事。
その後、天候に恵まれず…3
カ月後、Aさんは収穫できず収入がゼロ。
Bさんはしっかりと収穫までいき数百万円の収入を得ることが出来ました。

細かいところは違うと思いますが、このような話だったはず。
たかが1日、その1日がその後の収入に大きく影響してしまう農家らしい話です。

これは嘘ではなく実際にあります。

先月がまさにそうでした
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前半は晴れが続いて早く雨が降らないかなと思い、後半は雨ばかりで畝がたてられない。
そんな状態の中で1日だけ畑作業がまともにできそうな日がありましたが、その1日をもっと有意義に使えたはずだと反省。
この作業は明日以降にしようという気持ちがあったと思います。
その時、まさかこれだけ後半雨が続くとは思っておりませんでした。

それに加え9月は冬作の育苗、定植を一気に行う大事な時期なんですが、最初の育苗に失敗してしまいまして…
「よし、リベンジだ!!」
と気合マックスですぐに蒔きなおしたのはいいのですが、そこからお天道さまが引きこもり開始!!

発芽はしましたが、ま~~~~ったく育たず。
そりゃひょろひょろの苗になりますよ(*_*;

結果がすべての世界でたらればを言ってもしょうがないのですが、自分のミスはなくせますのでその点を改善できれば今年のように酷い条件でも何とかぎりぎりのところで踏ん張れたはずです。

自分のミス&天候にも見放された結果が重なった、まぁえらい2016年秋になりました


夏ぐらいで、
「これなら今年の目標いけるんじゃないか!?」
なんて調子乗った罰がこんなに早く当たるなんて神様いるんじゃないかと思った無神論者です。

転んでもただで起きてるだけじゃ悔しいので、この日照量と雨が降り続く時期にこいつは凄いと思った野菜たちを紹介。
ナンバー1はクウシンサイ。
どれだけ雨が降っても、かえって柔らかく美味しくなる(変な)野菜。
ナンバー2は有名どころ、水が大好きなサトイモですね。

それとは反対に終わった野菜は、ナス、ピーマン類。
両方とも連日降り続く雨により病気、というかカビというか、そりゃそうなるだろというか。
雨の中どうしても収穫をしなくてはいけないので、収穫の際にどうしても傷がついてしまいます。

スーパーではいつも野菜の値段を確認してしまいますが、レタスの値段は凄い。
え、これ葉っぱ2枚しかなくない?というのが158円で売っているし、キャベツなんて中身スカスカ。
こんな状態で商品として売っているのは素直にびっくりしました。

それほど今年の気象条件が厳しかったということでしょう


野菜でご飯を食べていくにはお客様に当農園の野菜を選んでいただくことと、それに応じた量の野菜を安定して作り続けること。

この天秤のバランスが大事なのですが、前半は後者に傾き後半は前者に傾き…本当にバランスを保つのは難しいです。
それでもこのバランスをバチッと決めることは絶対条件なので、それがどれだけ気象条件に恵まれなくてもクリアしなくては未来はありません。

自然相手の商売だから仕方ない、しょうがないは置いておいて、まずはこの天秤をできるだけ水平に保てるようもがいてみようと思います。