hiraitakahiro

何のために営業するのよ!?

農家になったなら野菜を売らなくては生きていけません。
野菜の売り方は農家によって全然違います
農協だったり、生協だったり、直売所だったり、私のように個人のお客様や飲食店様に販売している農家などなど。

私のような農家にとって大切なのがホームページ(webサイト、ブログ)。
ホームページで販売をするには必ず特定商取引法に基づく表記を載せないといけません。
そこには私の情報があり、連絡先も表記しております。

そうなんです!!

そこだけをピックアップして業者は連絡してくるんですが、私も商売をしている身ですから気持ちはわかります…

が、私の場合は一人で生産、販売、管理、営業すべての作業をしておりますので電話での問い合わせは作業が止まってつらいんです。

軽トラに乗っていれば停車しなくてはいけませんし、トラクターに乗っていればうるさいのでエンジンを切ったり遠くへ移動、苗を植えていたり畑での作業をしている場合は作業を止めて手袋をとる。

これが一日に何件もあるともう電話恐怖症ですよ。
しかし出ないわけにはいかないんですね、お客様の場合もあります(その場合はだいたい携帯なのですが万が一を考えて出ます)。

そんなわけで、私が経験したことをせっかくなので記事にしてみようと思い書いてみました。

SEO対策業者


これが一番多くて困ってます。
SEO対策とは簡単に言うと皆さんがyahooやgoogleなどで検索した際、上位にあなたのホームページが表示されるようにしますというはっきり言って詐欺に近い。

詐欺に近いと過激な表現を用いましたが、昔は上位に表示されるように操作もできましたが今は無理。
それに上位に表示するかしないかの評価はgoogleさんしかわかりまません。
評価システムが外部に漏れてしまったらその評価システム対策をしたサイトが上位に表示され、検索トップに業者ばかりの使いづらい検索サイトになってしまいます。

例えば有機野菜について調べたいなと思ったなら「有機野菜」というキーワードで調べたときに大手通販サイトから有機野菜は身体によいのか、はたまた有機野菜は危険だから買うなというサイトまで表示されます。

これがすべて有機野菜を高く売りつけたいだけの業者ばかりが表示される検索サイトになったなら、有機野菜について調べたかったのに野菜の宅配サイトばかり…他の検索サイトで検索しますよね。
そんなわけでホームページを上位に表示するSEO対策は業者に絶対できません。

しかし上位に表示される方法があります。

お客様が求めている情報を提供できるサイトであること。
この蟹サイトですがほんの3か月でカニで検索すると3番目(2016年3月25日時点)に表示されるようになりました。
カニなんてビッグキーワードで、通常では考えられません。
そこには徹底した顧客目線、時間をかけて多くの人に読まれる記事を書く、見やすい親切設計。

そんなわけで、SEO対策業者がこれから生き残るのは難しいことが証明されたとともに、ますます顧客争奪戦が激しくなることが予想されますので、お願いですから私のところにお電話いただくのは双方の時間の無駄でございますので、今後ともご遠慮いただきたいと思う限りでございます(切実)。

新聞、広告


以前にもちらっと書きましたが(こちらをどうぞ、一番下に書いてあります)新聞の発行部数は下がる一方ですので新聞販売店の売り上げも下がり続けております。
そんな新聞販売店では広告(チラシ)を出してもらうことが売上を上げる一つの方法でもありますので、地元の会社にどんどん広告を出してほしいのでしょうが、大変厳しいのでしょう。

出来て1年も経っていない当農園にまで…なぜか申し訳なさそうな声でお電話をいただきました。

もう一つは関東エリアへの野菜宅配は行っておりますか?というお電話。
東京の病院へ置いているフリーペーパーへ広告を出しませんか、という内容でしたがこんなところまで営業してくるとはびっくりです。
もちろん広告なのでお金がかかりますし、そんな規模でもないのでご遠慮させていただきました。

営業委託


ミシュランに掲載されている星付きレストラン、有名レストランへのコネクションがあるからうちに営業を委託しませんかという話。
契約金10万円、販売額の8%が手数料として徴収というシステム。

当農園に代わって営業をしてくれ料金の徴収までしてくれるということらしいのですが、まず食品サンプルをだして一流料理人に食味評価をしてもらい市場調査を行うなどしっかりしてそうでしたよ。
取引先の店名とシェフの顔を出していましたし(利用者の声は匿名)、営業を苦手とする農家にとっては悪くない話だと思います。

しかし利用者の声でよく見かけたのが、シェフが何を求めているのかがよくわかり、やる気に繋がるという意見。
これこそが一番面白い部分なのに、そこに他社を挟んでしまうのはありえません。

私の場合ですと出荷日前日や、イベントがあるから何とかこの日に届けてほしいなど直接電話やLINEを使ってやり取りします(が、これが煩わしいと思われるのであればこういった会社に営業を外注したほうが良いでしょう)。
野菜にしてもこの野菜が良かった、この野菜はイマイチなど直接話をしますがこれが楽しい!

お客様やシェフの家族構成から趣味に至るまで直接やり取りするからわかることがたくさんあり、そこから強固な人間関係が作られ私の大切な財産となります。
人と人との付き合いでつながりが野菜だけなんてつまらない、この部分を省くなんて私は絶対にしたくありません。

どうやって電話番号を調べてくるのか


「野菜セット 080」
「090 or 080 通販 特定商 -intext:株式会社 -inurl:mode=sk」

上記2つのキーワードは実際に当農園を見つける際に使用された検索ケーワードです。
以前はこんな検索ワードで検索されなかったのですが、それほど業者はとても厳しい状況に置かれているということがわかると思います。

考えられるのは今使っているこのホームページ(厳密にいうとブログ)のテーマ(詳しくはこちら)を販売元がアップデートしたのですが、そのアップデート内容には業者からの電話が多く困っているという声が多かったのか、電話番号を自動検出されないようにしたみたいです。

それから純粋に検索してくるようになったんでしょう。
上記キーワードで検索してみてください。

おー!これですぐにテレアポできますね(勘弁してください、切実×2)。

最後に


長くなってしまいましたが、営業とはお互いに必要とし永続的に続く関係を築くために必要
クレーム対応が仕事の一部になっている仕事には疑問を感じます。

クレームを言われる日々に心を病み人生を悲観する前に(こちらをどうぞ)一緒に農業をしましょう!
土と戯れる日々も悪いもんじゃないですよ♪