hiraitakahiro

有機農業は本当に儲からないの?

以前書いたブログ(虫食いは安心安全,美味しさの証だ!!)についてもう一つ感じることがありました。
それは農家自身が農業は儲からないとはっきりSNSで言っていたことです。

本当にその通りなのか、考えていきたいと思います。

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農業は儲からない


前回の売り先がないキャベツがあっという間に(安い、無料ということが一番の理由でしょうけれど)完売。

SNSの凄さを感じるとともに、その農家さんのfacebookページを見ると「すべて無農薬、有機、無肥料。有機農法で認められている農薬も一切使用していません。」と書いてあるのに投稿している記事をみると減農薬、少量の化学肥料使用、自然栽培など何でもありな状態。

自分で生産しているのは無農薬だけど、仕入れているのは関係ないよということでしょうか・・・

それに今回のような処分、訳ありの安売りが多すぎてわかりずらいのは(世の中の閉店セール商法と同じ)ともかく、
「どれだけ頑張っても(中略)農家は日本の最低自給にも満たない。」

農家の代表みたいに言わないでほしいし、儲かっている農家はいますよ!!(私はと言えないのが悲しい…頑張るぞ( ;∀;))

それに有機農業が儲かると思ってこの業界に入ったのかは知りませんが、有機農業は1%にも満たない市場。
厳しいことなんて就農する前からわかっているはずです(有機野菜の需要)。

嘆いて同情を買って何のメリット(短期的な売上以外)があるのかわかりません。

同情で売るのはやめてほしい


世間の人は農家が本当に貧しいと思っているんでしょうが(有機農家は結構あてはまるけど…)、私の周りで貧しい農家なんて一人もいません。

それは農業従事者の平均年齢は65歳以上、年金の給付を受けていますからね♪
農業が儲かるというよりも、農業で所得がなくても余裕だという事実(直売所の野菜はなぜ安いのか)。

「農家は儲からないを前面に押し出して同情から買ってもらう。」
そりゃプライドでお腹は膨れませんので気持ちは当然わかりますが、これって何か違う。

当農園では一般的なスーパーと比べると、送料もかかってきますので多治見にお住いの方以外はかなり高いかなと思います。
それで売れずに廃業となれば、それは世の中に不必要なものだったということでしょう。

必要とされるためには、より美味しい野菜を作れるように悩んで、苦しんで、歯を食いしばって諦めないこと。
「私はこんなに努力してます、だけれど儲かりません、助けてください。」これは違う!

お客様にはいつも笑顔、一人の時は・・・見せられない(笑)!!

格好つけるってそんなに悪い言葉じゃなく、理想とするものに追いつこうとする行為だと思います。

もっと恰好つけて生きよう♪