2025年問題と農業

2025年問題を皆様ご存知でしょうか?

以前に軽く触れましたが(無農薬野菜はプレミアではない)簡単に説明します。

2025年問題とは?


約800万人と言われる団塊の世代が75歳になるのが2025年頃。
そうなれば介護・医療費などの社会保障費がごまかせないレベルに達しますので、日本国民は今以上に厳しい現実を突き付けられます。

超高齢化社会


この問題=世界が見たことのない超高齢化社会に日本は突入するのですが、ひょっとしてこのまま日本の制度やインフラが維持できると思っていますか?

人口が減っている今、地方のインフラはただのお荷物。

私の祖父も今年亡くなりましたが、田舎の過疎は恐ろしいペースで進んでおり、車を売り買いする金額でも家は売れない、まさに家が負債だという事実が否応なしに突き付けられています。

田舎ではまさに貧乏くじを誰が引くのかという状態で、人は減っていくばかり。
どうやって社会保障を維持、インフラを維持していけるのか誰か教えてほしいです。

農家視点


農家の高齢化が問題になっているというのは耳にしたことがあるかと思いますが、
「いやいや、サラリーマンを定年した人がまた農家を引き継ぐから大丈夫だよ~♪」
なんて声も聞きますが・・・

農家なめんなよ(-_-メ)

高年齢者雇用安定法をご存知ですか?

年金の支給引き上げが順調(?)に進む中で無収入の時期が長くなり、生活がままならなくなる。
そんな人たちをどうするか、
政府くん:「働かせようぜ!!」
というありがたい制度なんですね(嫌味)。

企業は60歳での定年退職制度を廃止or定年年齢を65歳に引き上げ、もしくは65歳までの継続雇用制度を導入しなくてはなりません。

ただ問題はこの5年間にありまして、実際にお勤めの方がすべてとは言いません…言いませんがもうやる気もなくただいればいいでしょ?という人がいるのも事実。

昨今の大企業を見ても納得する人しかいないでしょ?
若者は日本なんてとっくに斜陽国家だとわかっていますよ。

そんなぬくぬくと育った方たちがこの暑い時期なんて昼間は立っているだけで熱中症になるような過酷な環境、やると思いますか?

行政主導で地主へ強く申し立てを行え!!


空き家が問題になってきているのは皆さんご存知かと思いますが、行政の対策は固定資産税を最大で6%上げることでしたね。

農地の場合はどうでしょうか?(農地はどうしようもないところまできている)
1.8倍…農地の固定資産税なんて子どものお小遣いより安いですから。

そんなの放置しておくに決まっているでしょうが!!

実際に自分の懐が痛まない限り問題は先送りですよ。

自分が引退するまでは、と逃げ切り体制に入っているのは若年層もわかっていますが、何せ分母が少ないので逃げ切り世代にはどうしたって抗えない。

それでも何とかしないと本当に終わってしまう。
さっさと不法耕作地の固定資産税を宅地並みにしろ!!

私「あそこの耕作放棄地を借りたいんですけど、どうなっていますか?」

行政「貸したくないみたいですね。」

私「・・・・・」

高齢者とともに沈みたいのかこの国は?


以前西田さんのセミナーに行ったことがあるのですが(農で1200万円を読んでみました♪)、そこでお会いした江南の有機農家さん。
農地がすべて地主へ返却になるから、来年のためにまた一から農地を探さなくてはいけないらしい。

どういった契約をしていたのかは私にはわかりませんし、農業はその地域で暗黙のルールがあると思うので何とも言えませんが、有機農家にとって野菜が満足に出来るまでの土作りはそらもうね、た・い・へ・ん・なんですよ!!

せっかくやる気ある若者が頑張っているんだがら足を引っ張るなよ、本当に。

人口分布図が歪ですから、政治→行政が高齢者を優遇するのは今の仕組みでは仕方がない。

個人的には達観しているので今更どうこうはないですが、子供たちがかわいそうで。

ただこういった悲壮感漂う時代にはふとカリスマが現れる(善悪関係なく)のは世の常、楽しんでいる自分もいるのは否定しませんけどね♪