農家から見た公務員

今までの人生で公務員の方と話をする機会なんて住民票を取りに行くぐらいでしたが、農業に携わるようになってからはとても多くの絡みがあります。

先日も新規就農者研修会が岐阜市でありました。
このような集まりは何度もありましたが、相変わらずのとりあえずやっとけ感満載。

参加者は比較的若い子も多く、髪形もサイドを全部刈り上げていたりと元気がある様子。
農家のファッション=ダサいと思われがちですが・・・基本その通りだと思います(私もよくダサい、センスないと言われる)笑。

これも栽培方法で結構違うと思いますので、いつか調べてデータとしてお示し出来たら面白いですね♪

こんな集まりに税金を使ってほしくない


いつも通りPDFファイルをメールで送ってくれたら済むことを何時間も聞かされて、対話もほとんどない集まりに何の意味があるのか相変わらず理解できません。

ほとんどしゃべらないお飾りのお偉いさんに、え~、え~ばかりで内容をわかっていない棒読みさん。
siriのようがよっぽど聞きやすいです。

それに関係者含めて50人ぐらいを集めて会場を借りてやってるんだから、もっと新規就農者が必要とする話をしてほしいと思いました。一人だけまともな方がいらっしゃいまして、喋りも内容も教科書を読むだけの人とは違い時事ネタから農業へ話を上手く繋げておられたのでその方には勉強させてもらいました。

公務員・・・様?


隣に座られていたトマト農家さんがこんな質問をされていました。

Q.「知り合いの新規就農者が病気になり、離農し給付金返還になりました。〇〇病(有名人でもいますね)は返金対象になるということはわかりましたが、このあたりの線引きはどうなっているのか?」

A.「いろんなケースが考えられるので、一つひとつを国が判断します。」

この答えで納得できたのかはわかりませんが、新しい制度ということもあり難しい判断であるのは理解できますし、給付金は生活保護に並ぶほど大きな給付額(MAX年間150万円)ですので、今後もいろいろとありそうですね。

私は今回の給付金とは関係なく、新規就農者として困っていることを質問しました。

Q.「普及員の方は農家さんを月に何回見て回るなどのノルマと言っていいのかわかりませんが、そのような決まりはありますか?」

A.「特にありません。」(ないってすごいな…)

Q.「今年の4月に有機農業に明るいとても有能な人が異動されました。この方は月に1回は必ず畑にきて頻繁に電話もかかってきましたし、相談もしやすく最高な人でした。しかし後任の方は異動の挨拶に来られた以来1度も私の前に顔を出さず、電話もなくどこで何をしているのかわかりません。なんとか有能な前任者を私の担当に戻してほしいがどうしたらよいのでしょうか?」

会場から笑いが起き、回答してくれた方も笑っておりました。

A.「そちらから電話をしていただければ相談に乗ってくれるとおもいますよ。他に質問はありますか?」

この瞬間に少し心拍数が上がりましたが、強制終了させられてしまったのでこの質疑応答は終わりです。

次の質問でまた隣のトマト農家さんが一言。

Q.「隣の方の質問ですが、現場にまったくこない人にどうのこうの言われたくないですよ。やっぱり現場をしっかりと見てほしい。」

A.(別の担当者が回答)「先ほどもお伝えしましたが、そちらから電話なりでそのようにお伝えいただければ良いと思いますよ。

挙手してから私「なぜ私たちからそちらにお伺いをたてないといけないのでしょうか?それがその方の仕事ではないのですか?失礼ですが税金でお給料を支払われている立場の方々ですよね?なぜそんなに上から言われなくてはいけないのでしょうか?全く理解できません。」

担当者「すみません、えー・・・そのような意味ではなく・・・」

私「わかってます。すみません。」

担当者の方とは仲良いですけど、プライベートで喋っているわけではないのでキツイことを言ってしまったかもしれませんが、そのような気持ちの普及員に私は何も言ってほしくありません。

公務員の査定基準


その後最初に質疑応答で対応していただいた担当者が直接その人は誰なのか聞いてきましたが、
「問題はそこではなく、一生懸命農家のために働いている人と、何もしていない人が同じように評価を受けるのは納得できない。前任の人には今もプライベート携帯に電話させてもらい相談にのってもらっています。できないのはわかっていますが、気持ちとしては後任の人の給料を少しでも前任の人に渡してほしい。」
(※私だけではなく、他農家からも同じように意見を聞いていけば公平な評価ができると思います。ただその評価をする人が問題ですけど。)

と無茶を言いましたが、農家のために一生懸命働いている人が評価されずにゴマすりの上手い人が出世していきます。
民間では何も文句はありませんし、そういう企業体質なんだなと思うだけですが、公務員となれば話は別。

忙しいときには夜の11時過ぎに帰ってはご飯も食べず翌日6時半には起きる、そんな妻の支払った税がこのような人に使われるのは納得というレベルではなく素直に腹が立ちます。

畑を見にきては問題点はないか、困っていることはないかフォローしてくれ、都内のシェフや全国の農家さん(特に久松農園さんのレポートは嬉しかった!)に行ってはまとめたのを見せてくれ本当に勉強になりました。

こんな公務員の方がもっともっと増えてほしいと切に願います。

他の公務員の方からは、あの人は公務員らしくないと言われてましたけど、公務員らしさってなんでしょうか。