多様性を人間にも認めよう

こんなニュースが流れてました。
“山奥ニート”増殖 あくせく働かず自由…新しい生き方!?

※リンク先がなくなるかもしれないので簡単にまとめます。
・主に農作業や草刈り、梅の実の収穫など住民の手伝いをして得た収入で生活するが、足りなければ出稼ぎ(バイト)に行く。
・パソコンを持ち込みインターネットを利用、ネット通販で必要なものは手に入る。
・ニートだから背負うものが何もないし、楽しく生きたい。

このニュースへのコメントがこれまたすごくて、「将来はどうするの?」、「生活保護に頼るなよ。」、「こんな若者ばかりじゃ日本は終わり。」とまあ、批判の嵐。

すべての人がこの生き方を選択するわけはない、私は絶対に嫌ですし。
こんな自由な生き方をしたいと思っている人は昔からいたんじゃないでしょうか。
想像以上に批判が多くてびっくりしました。

「将来はどうするの?」
大手がいつ倒産してもおかしくないこんな状況(シャープやソニーがこんなことになるなんて誰が思ったのでしょうか)で何を言っているのか。

「生活保護に頼るなよ。」
誰でも可能性はあるわけですから。

「こんな若者ばかりでは日本は終わり。」
ごく一部を若者代表にしないで。

総じて批判の中心は社会保障(お金)。
サラリーマンが一番のような言い回しの多さ、何とも複雑。
大多数の若者は頑張って働いていると思いますよ。

多分だけれど、この人たちにもし別のスイッチが入ってお金持ちになったとたんに熱い掌返しが来ると思う。
「みんなと同じことしてちゃだめだ!」、「どこにビジネスチャンスが転がってるかわからない。」、「若いときは失敗を恐れずにチャレンジすべき。」とか。

こんなに将来のことを考えている人がたくさんいるのに、日本のために働いていてくれるまともな政治家がこんなに少ないのはなぜなんでしょ。
政治家のレベルは国民のレベルですからね。

本当に日本のことを考えての発言なんでしょうか。

なぜ批判するのか考えてみた


お金を稼いで税金を納めてもらわないと今の社会保障が成り立たない。
これに対して多くの不満が見えました。
今までストレスに耐えて頑張って働いてやっと年金もらえる年齢になったのに、若者がこれでは年金制度がもたない。

結局みんな自分のことしか考えていないような気がします。

今の若者に将来の年金なんて負債システムを背負えるわけないですよ。
人口が増えていく前提で作られた年金モデルですから人口が減少に転じてしまった今、維持するのは不可能。
ここにも書きましたがサラリーだけで生きていける時代はもうすでに崩壊しているといってもいいぐらい酷い状況です。

農家目線で考える


純粋(というかひと昔前)な有機農家とこの記事の人たちの生き方はほぼ一緒のような気がします。

田舎、自然、自給自足を目指している人も多いし、それと同じじゃないかなと。
それにこの記事に出ている人も野菜を自分で作って売ってこそいませんが、草刈りや農作業、梅の実の収穫を手伝って収入を得ているので、そもそもニートというより農家ですね笑

山奥ニートなんて目を引くタイトルつけられてますが、お金が無くなったらバイトをしてって…
少し前にもてはやされた(?)半農半Xってこの人たちのような生き方じゃないの?

最後に


いろんな生き方をしてみたらよいと思うし、そこでどうにもならなくなったらまた新しいことにチャレンジすればいい。
将来という言葉が今を制限するとても後ろ向きな言葉に聞こえます。

将来を考えてわかるのであれば考えますけど、その方たちが想像した将来の姿に今の日本はなっているのでしょうか。
多様性を認めることが社会にも将来的にも一番大事なことだと思いますし、何より食べ物を作るって楽しいですよ♪