過剰サービスと有機野菜

農家になるまではヤマトさんや佐川さん、郵政さんともあまり関りを意識したことはありませんでしたが、今となっては無くてはならない存在です。

有機農家は直接お客様にお届けするスタイルが多く、そのため宅配業者さんがいないことには仕事になりません。
当農園ではヤマトさんと契約をさせていただいておりまして、私が不在でも集荷をしていただけますし、一人で営農している者としては大助かりです。

そんな宅配業者さんも年末はもう地獄!!


昨今ニュースを騒がせた佐川さんの荷物ぶん投げ動画ですが、気持ちはわかると言う方も多いはず。
時間指定をしているのに、その時間にいないなんて当たり前。
再配達を何度も繰り返す人もいるらしいですし。
上は現場を見ずに数字を見る…どこも一緒でしょう。

Amazonがこの業界に大きな影響を及ぼしたのは間違いありません。
そんなAmazonの新しいサービスであるAmazon Dash Button!
これは確かに便利・・・なんですがもうすごいとしか言いようがない。
いつも購入する洗剤や水をボタン一つでお届け♪
独居老人や、スーパーが遠い人なんかは買っちゃいますよね。
このままいけばAmazonは自社で配送サービスまで業務拡大しそうな勢いですが、IT化を進めるAmazon。
そこで働く人も少なくなり、本当の意味での格差社会はもうそこまできているような気がします。

利便性とストレス


便利になったと思う反面、ストレスを多く抱えているのがサービスを提供する側。
当農園では包装もえらく簡素化させていただき、過剰包装になれた人たちにとっては「なんじゃこりゃ!?」と思う方も少なくないと思います。
段ボールを開けるとでかいビニール袋が1枚、その中でもバラバラになってしまう野菜に対して小さいビニール袋で包むのみ。
大手宅配業者のような包装は一切ありません。
それでも私自身が無駄なことをしたくないし、ゴミになるものをわざわざお届けしたくない。

大手は売り先の絶対数が私とはけた違いですから、少しでもクレームを減らすにはある程度過剰になるのはしょうがないんです。
ただ私のような小さい農家ではそこまでの絶対数を必要としませんので、ある程度個性と言いますか、私がやりたいようにすることができます。

クレーマーを排除せよ!


もっと言うのであれば、お客様が企業を選ぶように企業もお客様を選んでもよいのに。
クレーマーに合わせた商売のやり方そのものに違和感があり、あなたには売りませんよぐらい強気なお店が増えてもいいと思うのですが。
それで潰れてしまうのなら必要とされていない商売ということですから、もっと必要とされる商売を考えるべきで…
勘違いしないでほしいのはクレーマーとは損失以上の保証や要求をする輩のこと。
今の世の中、企業のクレーマーに対する姿勢を見られていると思うんですけどね。

私なら、クレーマーにはしっかりとした態度をとる企業で買いたいと思います。
なぜならクレームに対応するにも当然お金がかかるので、本来なら良いお客様に商品やサービスに還元されるべきもの。

過剰サービスをすることによって買い手はそれが当たり前になり、当たり前に行われないことにストレスが溜まる。
そのストレスが売り手に向かい、売り手のストレスが溜まる。

ストレスの循環ですね((+_+))

私はより良いお客様により良い野菜をお届けできるよう、畑と向き合うだけです♪