食育は大事です!

最近ニュースでちらほら聞くことが多くなったアニサキスという寄生虫。

アニサキス(学名:Anisakis)は回虫目アニサキス科アニサキス属に属する線虫の総称で、海産動物に寄生する寄生虫である。ヒトにアニサキス症を発症させる原因寄生虫だが、ヒトへ感染するときには主にサケサバアジイカタラなどの魚介類から感染する。ウィキペディアより

イカに細かく切れ目を入れるのはこのアニサキスを殺すために行う作業です。
調理では加熱するなら60℃で1分間、冷凍ならー20℃で24時間。
少しでも傷をつければ死ぬので、しっかりと噛んで食べればよいみたいですが、アニサキスを調べてみると実際に試しに食べてみた人がいたみたいで、食感は輪ゴムを噛んいるみたいらしく噛み切ることは難しいらしい(^_^;)

知っている人にとっては当たり前ですが知らない人にとってはびっくりでしょうし、私もニュースでやってなければ正直知りませんでした。

それと同じようなことが野菜にもあります。

12年前のまだ若かりし頃の妻がブロッコリーを切ってみると中からはどでかいイモムシが一匹、これにはビックリ!!
今ならあるあるなんですが、中へあえて入ろう入ろうとしてくるんで結構厄介。
農薬使っていても防げない虫害ですから、無農薬で作ろうなんて本当に難しいんです。

クレームになるんですよ…


最初に書いたアニサキス、この寄生虫を発見したお客さんがクレームを入れてくるらしい。
私もアニサキスが普通に存在するということを知らなくて発見しようものなら、気持ちわかります。
岐阜という田舎に住んでいても虫を見る機会って今は本当に少なくて、今の子たちがアニサキスなんてみたらクレームになるのも理解できる。

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スーパーの野菜も虫なんてまずいませんし、いたらクレームでしょうね。

私も研修の時にいろんな虫がいてそれらを見たときには衝撃でした。
なんせ普段生きていて見る虫なんてGさんぐらんなもんですから、マルチ(畑でよく見かける畝にかかっている黒いビニール)をめくるとヘビ、ムカデ、その他小さい虫をあげれば切りがないぐらい自然豊か。
こんなに自然豊かな環境で虫一匹野菜に混入していないことが逆に怖い。

食育を義務教育にするべき


野菜がどこでどのように育つのかを幼いときから見せてほしい。
私個人も畑に行った記憶などなく、野菜がどのように育つのか考えたこともありませんでしたが、実際に畑で育つ野菜を見てもらえばいかにスーパーの野菜が造られた野菜だということがわかるはずです。

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だとしても実際にスーパーで売っている野菜を現場でみることは関係者以外は難しいでしょう。
畑見学ができるのは有機、無農薬で野菜を作っている農家がほとんどで、一般的にスーパーで出回る野菜を作っている方は見学を受け付けておりません。
それは当然なことで、畑見学を受け入れるメリットがないからです。

私の場合はお客様と直接契約をさせていただいているので、お客様が畑にこられそのままご購入いただけることもあります。
ただスーパーに卸している農家さんは直接個人のお客様とやり取りをすることがないですし、多くは単一の野菜を大量に育てているので個人のお客様に毎週お届けというのは難しい。
毎週大根だけ届けられても困ってしまいますよね。

それにここが変だよ公務員でも書いていますが、農薬に対して当事者たちの方がマイナスイメージを強く抱えているのかもしれません。
畑を借りている地域で行われた農家の集まりに来ていた農家さんは、
「直売所でお客さんに農薬を使っているのかと聞かれる機会が多くなって困っている。もっと行政は農薬の安全性を謳ってほしい!」
とおっしゃってましたし。

最後に


幼少期にサツマイモ掘りを体験した方は多いかと思いますが、大切なのは収穫だけをするのではなく食べられるまで大きく育てる過程を見せることじゃないのかなと。
自分で栽培をするといかにスーパーの野菜が特別な状態だと理解できますから、そこにスポットを当ててほしいと思います。

そのような消費者が増えれば、とにかく見栄えをきれいにしなければ売れないと日々不毛な努力をしている農家に対しても助けになるんじゃないのかな。
不自然を自然と勘違いさせた今の社会で一番損をしているのは消費者、不自然な野菜で造られていく不自然な身体。

変えることが出来るのは一人ひとりの意識(添加物を考える)、ただそれだけで世の中いくらでも変わりますよ。