田んぼを考える

私が幼い頃にはまだ近所にもたくさんありました、田んぼ
そんな田んぼも昔と今では大きく変化しております。

田んぼにはたくさんの生き物がいました。
かえる、赤とんぼ、ゲンゴロウ、ホタルなどなど、いくらでも生き物がいましたが、これだけ生態系が豊かな田んぼを見ることは少ないのではないでしょうか。

近代化を進めれば進めるほど昔の田んぼからはかけ離れていきます

ちなみに私は田んぼだった耕作放棄地を畑として使っているので水捌けはもちろん悪いのですが、普通に生活をしていたら見ることができない生き物がたくさんいるので楽しい!

そんな畑をできる限り残していきたいと思うのはきっと幼少期の生き物に対するワクワク感が私の中に残っているからでしょう。

栽培方法の変化


幼稚園の時にはレンゲが一面に咲いている田んぼへ遠足に出かけた記憶があります。

今では全く見ません。

昔はお米を作るまでにレンゲを育て、緑肥として土を肥えさせていました。
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しかし今は化学肥料で簡単に肥料を与えることができますので、わざわざ手間をかけてレンゲをまく人はいなくなり何んともさみしい景観。
魅せるためではないとしても、レンゲが一面に咲く様子を懐かしく思う人も多いのではないでしょうか

ただ作り手から見るとお米を作るのがとても簡単になったと思います。
労働時間も35年前と比べると半分以下に、農家も高齢化しておりますので機械化を進めないとお米作りがままならないのはわかりますが、昔の米作りとは全く違うものとなっています。

そしてお米に対する補助も次第になくなりTPP(こちらもどうぞ)を受け入れ、これから米農家がどうなるのか注目です。

防災としての役割


日本では約7割が森林ですので、平野部での農業よりも山間部での農業がメインとなってきます。
そんな環境で海外と勝負させるなんて誰が得するのかなと思いますが、その件に関しては上記と同じTPPの記事に書いてありますのでそちらをどうぞ。

山間部で問題になるのが土砂災害。

大雨が降ったときに棚田はダムの役割を果たすので水を溜めこみ(1反1センチで1トンの保水力があると言われている)、雨水が地中にゆっくり浸透することで土砂災害を防いでいます。

とはいえ、管理はとても大変ですよね!

激しい傾斜での農作業は私でもキツイだろうなと思いますが、そのような地域は過疎&高齢化が進んでいる。

そんな状況で棚田は消えゆくばかり

いつか見に行こうと思っております、長門市油谷(ゆや)の棚田!!
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※著作権の問題もあるので、この写真は別地域の棚田です、すみません。

長門市油谷エリアでの棚田の魅力は、海上で操業するイカ釣り漁船の漁り火とのコラボ!

全国各地で棚田が放置されていく中で保全活動をされる地域も増えております。

海外からの旅行客が桜を目当てに来日するなんてこともあるようですので、ちゃんとPRできればこの景色を見たくて来られる方もきっと多くいるはず、それを景観保全に繋げられたら最高ですね。

お米の発酵と腐敗


世間で言われていた農薬を使ったお米は腐る、使わないお米は腐らず発酵する…

「ホントかい!!」

ということで実際に自分でやってみました。

一つは除草剤だけを使い、肥料はめちゃくちゃ高い有機肥料を使った地元の米農家さんが作ったお米
もう一つはスーパーで買った富山産のコシヒカリ
※昨年12月からキッチンにラップだけして放置したもの。

お米の腐敗と発酵の違いとしては、農薬を使うと有益な菌も一緒に殺してしまうので発酵せず腐ってしまうという話。

それでは結果をどうぞ♪
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上から見た様子。
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横からの様子。

かなりわかりやすい結果が出ました!!

左のカビが生えたほうは生ごみが腐った吐き気を催す強烈な臭い。
右は酸っぱい感じがしますが、まだ匂いを嗅げる感じ。

しかしここで大問題・・・

どっちがどっちかわからない( ;∀;)

実はお米を分けたときにどっちがどっちなのかわからなくなってしまい、
「まあいっか、どうせそんなに違いは出ないでしょ。」
と気にせず放置していたら思いのほか面白い結果になってしまった(笑)

しかし、某大手パンが腐らないからああだこうだ言われるのに似ていて、同一環境を作るのは難しい。
これからテストを重ねていったらまた面白い結果が出るかもしれませんので、気が向き次第やってみます。

最後に


日本人にとってお米はとても大事ですが、これだけ栽培方法が変わってしまった現代ではお米自体に不安を感じるのも確か。
それに主食もパンになりTPP、お米を取り巻く環境はますます厳しくなると思いますが需要はあります。

私が買っているお米はスーパーで売っているお米の2倍の値段ですが美味しいので買いますし、安いからという理由で食べすぎるということもなくなる。
まともな食料を買うことが難しい(こちらをどうぞ)今の状況ですが、少しでも変えていかないと体が壊れていくというのは間違いないと私は思っております。

良いものを少量食べる、経済的にも身体にも良いですよ♪