平井農園とは

hirainouetoha岐阜県多治見市は日本で一番暑いことで有名な街。
夏頃になるとニュースで頻繁に出てきます。
そんな暑い多治見市でなぜ農業をしようと思ったのか。

新規就農者にとって一番難しいと言われているのが農地を借りること。
地主さんからは、
「農業をしたことがない人に農地を貸したくない!」(最初は誰でも未経験のはず)
「先祖代々受け継がれてきた農地をどこの誰かもわからない人には貸せない!!」(気持ちはわかります)
「ひょっとしたら農地を取られてしまうかもしれない!!!」(絶対にありません)
とにかく信用。
その信用を得る手段は、すでに農業をやっていて地主さんの信頼を得ていること。

縁もゆかりもない土地で農業を始めることは至難の業です。
信用も信頼を得ることもできないのですから。
今は農地を斡旋してくれる機関ができましたので、昔と比べればとても新規就農者には優しい時代です。
多治見で就農したのはまず畑が借りやすい、そして実家があるということ。
実家があるというよりも、育苗をするスペースだったり農機具、農業資材を保管するために土地が必要です。
それでも実家の庭だけでは足りないので、実家の裏の空き地を借りていますが、借りるのにも当然賃料を払わなくてはいけません。
農業を始めるには信用とある程度広い土地、何よりお金がかかります。
これらを新しい土地でゼロから始めるということはとてもリスクがあり、下手をすれは畑を借りることすら出来ないでしょう。

運よく畑を借りれたとしても、新規就農者は条件の悪い畑しか借りることはできません。

水捌けが良く、土が肥えている畑はまず手放しませんし、その場合は信頼している知り合いに貸します。
畑もない、農家の知り合いもいない、農機具もない、経験もない、知識もない、お金もない。
あるものは農業をしたいという情熱ぐらいです。
そこから少しずつ増やしてきました。
畑は借りれた、農家の知り合いも出来た、農機具も買った、経験はどんどん増えている、知識もどんどん増えている、お金は…相変わらずない。
ただ畑は1年やそこらで劇的に変化するものではありません。
これも少しずつ作っていくもの。

毎日必死に迷いながらも答えを探し、畑と向かい合っています。
歩き出したばかりの平井農園ですが、がむしゃらに生きる一人の男がこれからどんな答えを出すのか。
そんな平井農園の野菜に興味を持っていただけましたら、ぜひ食べてみて下さい。

野菜を通じて平井農園の野菜にかける想いを感じ取っていただければとても嬉しく思います。

平井農園 園主:平井剛広