新規就農の落とし穴(農地編)

今まで何度書いたかわかりませんが、あまりよろしくない農地を試行錯誤しながらずっと借り続けています。(粘土質の畑にはサブソイラ?)

たまたま市役所の方から新しい農地を借りませんかとお電話をいただきました。
農地を借りる前に、今借りていて実際に使えていない農地をもし返却したいとしたらどうすればよいのか質問。

契約関係は(当時の)担当者しか把握していない


手元にある書類は利用権設定の契約書類しかありません。

まずは解約時のペナルティ含めて契約の内容を知りたかったので、そのあたりを教えていただけないかと伝えるも、
『農地の契約書類含め当時担当をしていた者しかわからないので、その時の書類を全て引っ張り出さないとわからないので1ヶ月はかかる。』

(^_^;)

この時点でまぁ…おかしすぎるだろうとは思いますが。
それから1週間もかからないぐらいに市の担当者から電話がありました。

農地を返却する理由を上に聞かれたから、その理由を教えてほしいとのこと。
いや、返却する前に契約内容を知りたいと言っただけなのに、返却するような話になってました。

もう一度、契約内容の中で返却に対してのルールがあると思うので、そのルールを公開してほしいだけと伝えましたが、話が伝わらないので直接その上と話をすることに。

市の上ですから県=岐阜県の農林事務所ですね。

再度、契約内で返却に対してのルールを知りたいと伝えると、当日中に回答がありましたのでお伝えします。

農地を返却することをそもそも想定していない


返却したい農地ですが、その契約では仲介にJAが入っているみたい。
確かに農地を借りる際に、市の担当者とJAの担当者が地主さんと話をしてくれていたと聞いた気がする、少しずつ思い出してきました。

JAが仲介に入っているが契約上何も影響はない。
返却しますよぐらいの報告で良い。
ただ当事者同士の合意があっての契約、解約なるので解約(返却)するのも同意が必要。
同意がなければ10年使い続けなければならない。

そもそも返却することを想定して作られていない。

地主さんには10年分一括、賃料として現金が支払われているので返却された場合は市の担当者が返金してもらうよう地主に働きかけなければいけない(ここが一番厄介)。

それとオフレコ(隠語)ですが、実際に耕作せずにそのまま10年間放置してくれた方が私以外の人は楽。

ただ草刈りってメチャクチャ重労働なんですよってこと。
それだけで労働時間や草刈り機の燃料だったりとかなりロス!

もっと言うと、借りている人が我慢さえすれば他はニコニコ制度ということです。

新規就農者がまともな農地だと契約前に判断することは大変難しい。
特に私のような農業が盛んではない土地では、アドバイスをしてくれるまともな農家がいない。

人材と同じく試用期間を設けてほしい


私の経験からの提案としては、数年は試用期間として借主が無条件で返却できるルールを新たに設けてほしいと思います。

その後に従来の10年間単位の契約がベストかな。
世間一般でいう試用期間みたいなもので、どの業界でも流動性が大事。

もう一点は、農地中間管理機構は契約書類含めてある程度ルールができているので、全て農地中間管理機構で一元管理すること。

実際私はその使えない畑に40万円以上お金を投入しているので、給付金が出ていなければ間違いなくその畑をどうにかしようと思いません。

私のように給付金があればまだいいでしょうけど、給付金がない人の場合は今回10年間契約を結んで解約できないとなると、赤字の垂れ流しです。

そんな商売をするわけにはいかないので、多治見で新規就農を考えている方がいらっしゃいましたらどうぞ私にお声掛けください。

その畑が使えるか使えないかの判断ぐらいはさせていただきますので♪