退路を断つ覚悟!

新規就農して2年半ぐらいが経ちましたが、当然私より先に就農した先輩たちがいらっしゃいます。

私の研修先である松本自然農園を卒業した人たちで、私がお会いしたことがある人達は今も農業をやってらっしゃると思いますが、私含め全員が上手く農業でご飯を食べていくことはできないでしょう。

これは現実としてしょうがないことで、明日は私がリタイアしているかも(明日は冗談として絶対はありません)。

世の中にあふれている農家ブログですが、更新がピタッと止まっていたりするケースが多々あります。
リタイアしたのか不慮の事故に遭われたのかはわかりませんが、ただ一つ確かなのは農業を辞めたことは間違いない。

そんな方たちに学ぶリタイアの傾向を、その残された痕跡(ブログしか材料がありませんが)から探っていこうと思います。

共通していること


※無農薬、自然栽培、有機農家で私が調べた限りで私個人が感じたことです。

政治に熱を入れる
特にキーワードとしては戦争が多い。
無農薬や自然栽培ではこういった傾向の人がとても多い。
未来を考えることはとても大事で政治はもちろん大事ですが、ちょっと片側に寄りすぎているのかな。

自然な生き方にこだわっている
お金だったり、社会だったり、現代社会に対して距離を置いている。
自然回帰的な考えから農家になったとすれば自然な事かもしれません。

ブログやホームページに顔を出していない
これは例外がないと言ってよいほど顔が見えません。
今のご時世スーパーに売っている野菜にすら顔写真がプリントされているのに、顔出しもしていない人の野菜を私はHPで買いません。

辞めるなら前を向いて辞める


リセットして次の人生を歩みますなんて言う人も世の中にはいるかと思いますが、人生はリセットできません(借金は別ですよ)。
簡単にリセットなんて出来るはずないんです。

3年前亡くなった妻のお義母さんに農業をやりたい、だから脱サラすることを許してほしいと半ば無理やり納得してもらいました。
今もその時の気持ちは忘れてはいません。
私の今の人生は周りの人たちに支えられながらなんとか農業をさせていただいていると思っております。

そんな人間が簡単に「はい辞めます。」なんて言えませんし、できません。

自分の選んだ道に周りの人を巻き込んだ責任は私にあり、その責任を負う義務があります。

辞めることを考えちゃいけないと言われると思いますが、どうしても現実問題として楽しい事ばかりではなく、こんな壁越えられんのかよ!!という現実がこれからもあるはずです。

そんなときのためにこのブログを私は書いています。

自ら退路を断つ


私はこのブログ(ホームページ)、facebook、instagram(一応ツイッターも)を顔を出してプライベート丸裸でやってます。

農業をやりたいと思う前は一切やっておりませんし、個人情報を自らさらけ出すなんて危険だし絶対にやらないと誓っていた人間。

それはいつでも逃げられる、そんな逃げ道を用意していたのかもしれません。
覚悟がある人はそんな必要はありません。
逃げも隠れもしない、文字通りの方たちが世の中にはたくさんいらっしゃいます。

私は前金で野菜をお客様にご購入いただいておりますので、必ず野菜をお届けしないとそれは詐欺
2年目の私にとってはめちゃくちゃ嬉しいとともに、めちゃくちゃプレッシャーで胃が痛くなる時もあります。

「ナスが弱ってきた!どうしよう!!」

「大根が抜いてみたら穴だらけで全滅!どうしよう!!」

冷汗が出るときもありますが、それも含めて私が選択した農家としての生きる道です。

後悔


嫌いな相手にペコペコしてお金を貰うのか、自分を理解してくれる人たちに支えられながら、野菜作りを突き詰めてお金を稼ぐのか。

全て私が選んだ道、今までの人生で後悔したことは一度もありません。

このブログの更新が止まったときは・・・
こうでもしないと弱い人間は、すぐに逃げ道を探してしまいますからね♪