収穫と栽培のバランス

春先の野菜は子孫を残すために花が咲き、一般的に聞く菜の花が大量に咲いてしまいます。

それは本当に農家泣かせで、2週間ごとに種をまいては花になる前に収穫となるんですが、世の中そんなに上手くはいきません♪

収穫はお客様あってのこと


月曜と木曜に収穫をして翌日配送が当農園のスタイルですが、そんなにバランスよくお客様にご購入いただけるわけもなく、今のところ月曜よりも木曜が少ないという偏りがあります。

野菜を扱うだけに定期的に収穫をしないと成長が悪くなり、長く収穫できないなんてこともあるので、そこは残念ですが純粋なロス。

収穫適期が短く忙しい野菜、まずはインゲン!
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※写真のは黄色インゲン
週2回の収穫ではどうしてもタイミングよく収穫することができず、ロスが出ますね。
毎日収穫するのがベストなのはわかりますが、すべてを一人でやっている限りは難しい問題。

キュウリ!
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朝と晩で見た目が全然変わっていまい、収穫で見落としてしまうとモンスターキュウリとご対面ということも多々あります。
見落とし注意の野菜。

ズッキーニ!!
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農家殺しの一品。
キュウリ以上に成長スピードが速く、朝と晩で全く違う姿を見せてくれるので最初はびっくりすると思います。
そして厄介なのが、いきなり収穫のピークを迎えいきなり終了というえげつない野菜の一つ。
例えるなら短距離走!
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収量が落ちるだろうというタイミングに合わせて2番手の収穫が始まるように調節して種をまく…

難しいよ!!

その反対はブロッコリー(脇芽)ですかね。

例えるなら長距離走!
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長ーく程よく収穫させてもらえます♪
その代わり、アブラムシなどが侵入し発生すると全滅…失敗すると本当にツライ!

そして迎える夏野菜もトマト、ナス、ピーマンと果菜類ばかりで、常に収穫を続けなければいけません。

こちらも収穫適期を逃すとモンスターに変化し、食味も落ちてしまうので注意が必要です。

個人様と飲食店様では栽培する野菜が違う


個人様には料理しやすいような一般的な野菜をメインに野菜セットを作っていきます。
ダイコンやジャガイモ、タマネギ、キャベツ、ハクサイはわかりやすいのでメインに入れていきたいですね。

野菜の指定は基本的にできない(嫌いな野菜は省き調整しております)ので、件数で栽培する野菜の量を調整できるのでその点はやりやすい。

飲食店様の場合は一転、フレンチに一般的な白くてでかいダイコンは入れれませんし、スーパーで見かけるキュウリも使いません。
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イタリアンでもまた違いますし(和食は個人様に近いかな)。

どちらかに絞ってやれば効率は良くなると思いますが、規模拡大をしたときに個人様、飲食店様との2パターンのやり取りは絶対に役に立つと思うので、今は効率が悪くても先を考えれば絶対に必要な経験だと思います。

最後に


二兎を追う者は一兎をも得ずとも言いますが、どちらかに偏るのもどうなのかなと。

それに個人様とシェフでは見ている視点が違うので、それぞれ違う刺激があって面白いのが一番の理由かもしれません♪

先を考えたバランスを開園当初から考えているのでしばらくは厳しい状況が続くと思いますが、3年後にはその状態を脱却できるように準備を進めていきたいと思います(^_^)/